手に職つけた社員の仕事術

CADオペレーター
多田 新(タダ シン)
26歳 入社5年目
学生時代、航空学校で7年間航空工学を学び、就活では主に航空機関係の製造会社を志望。仲のいい先輩に誘われ、和田製作所に入社する。3年間工作部で現場を学び、設計部に異動後は工作機械のプログラミングに携わる。

CAD/CAMで工作機械のプログラムを製作。

設計部の仕事は、材料を切削するNC(工作機械)のプログラムをつくることです。営業部から部品や治具の図面をもらうと、まずはCADを使ってパーツをモデリング。その後、CAMの機能を活かして材料が加工されていく動きをシミュレーションします。切削工具の長さ、削り方、回転数も考慮してプログラミングしていく、完成すると実際にNCにプログラムを組み込んで、狙い通りに加工ができているかを本社工場でチェックします。無事にうまく動いたのを確認したら、ようやくひとつの仕事が終了です。今でこそ慣れてきましたが、CAD/CAMを思い通りに使いこなせるようになるまで、約1年間かかりました。参考書を片手にパソコンをいじり、わからないところは上司に質問していくうちに、少しずつ身に付いていった感じです。

加工の現場を具体的にイメージした仕事。

多田写真設計で大切なのは、プログラムで材料がどう加工されるのかを具体的にイメージすることです。例えば、加工する材料の固さがイメージしきれていないと、細い工具ではポキンと折れてしまいますし、材料を固定するアームの位置もきちんと把握していないと事故を起こす原因にもなります。加工の様子を工場で立ち合うたびに「ここも気をつけたほうがいいな」と新しい発見があるので、仕事をこなしていくうちに知識が増えていきました。また、現場で働くスタッフがどうすればもっと楽に仕事ができるのかも考えます。加工工程が減るプログラムをつくれば、それだけ現場の作業は少なくなりますから。自分も現場で汗をかいて仕事をした経験があるので、彼らに「ありがとな」と喜ばれたときは、自分の仕事が役に立ったことを実感できます。

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